「オープンワールド」?


こんにちは。@shiji_hibinoです。コンセプトについての続きを書きます。
ちなみに、そういう話は今回で終わります。

前回『GENSO』の在り方が
『serial experiments lain』をヒントにしていると書きました。

今回は、そのことを具体的に説明します。

まず、ミドルサイズのPCゲームがあります。あるとします。
これは、箱庭的な要素を持つ、探索ゲーム(一部パズル)で、
『GENSO』の中核となるコンテンツです。

それと同時に、小さなアプリ、及びブラウザゲームを複数個作ります。
これは、基本的に、小さな脱出ゲームか、パズルのようなものです。

個別作品は、それぞれが単体で、ゲームとして楽しめますが、
しかし、一部の描写には、解かれないままの、謎が残ります。
その謎は、他の作品を遊ぶと、自然と解決するように設計されます。

そのような、相互補完的な在り方によって、
プレイヤーの頭のなかに、少しづつ世界の輪郭が浮かび上がる。
また、それに付随して、いろいろな疑問が立ち上がってくる。

この世界がなぜ作られたのか、この不思議な装置の目的は何か、
なぜ文明は滅んでしまったのか、住人はどこに行ったのか。

『GENSO』の、「遊び」の本体は、そのような
「イメージの世界の、メタ謎解きゲーム」です。

その「遊び」は、神秘的で、スケールが大きく、
明確な終わりがないが、長時間の拘束を必要とせず、
しかも、そのパズルを解いた瞬間には、
他のゲームでは味わえないような、大きな感動がある。

謎解きをしなくとも、
その退廃的で穏やかなイメージの世界で、漂うこともできるし、
単純に、ゲームをゲームとして遊ぶことも出来る。

それら全体を指して、
「オープンワールド」アドベンチャー、と今のところ呼んでいます。

そして、
『GENSO』を、可能な限り長期的に継続展開していくことで、
「遍在」させ、神話的な手触りをもった作品にする。

それが『serial experiments lain』を参考にした部分、というわけです。

それは、この企画の目標でもあります。

まだ始まったばかりですが、
末永くお付き合いいただければと思います。